台風で南日本で停電
水曜日、強風と激しい雨を伴った台風接近により、日本南部で1人が死亡、数十万人が停電したと伝えられている。
沖縄やその地域の他の島々への数百便の航空便が欠航となり、この地域の熱帯ビーチリゾートで休暇を過ごしていた数千人の観光客が足止めされた。
日本の気象庁が「非常に強い」と表現した台風カヌンは、最大持続風速時速180キロ(112マイル)をもたらした。
沖縄の電力会社は、水曜日の早朝、地域全体の約35%にあたる22万580世帯が停電したと発表した。
消防庁によると、沖縄県全域と鹿児島地方南部に避難勧告が発令され、69万人以上の住民に安全な場所へ移動するよう呼び掛けた。
同庁によると、県内では計11人が軽傷を負った。
公共放送NHKは、火曜日の夕方、90歳の男性が倒壊したガレージの下敷きになって死亡したと報じ、おそらく強風が原因だと付け加えた。
気象庁は沖縄本島の一部地域で浸水や土砂災害に警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、台風は日本時間23時時点で沖縄の離島・久米島の南約70キロにあり、西北西に進んでいた。
今週後半には中国東部に達すると予想されている。
NHKによると、水曜日には400便以上が欠航し、6万5000人以上の乗客に影響が出た。
火曜日、観光客らが帰国を求めて那覇空港に長い列を作った。
川上美奈子さんは地元紙沖縄タイムスに対し、「ホテルも確保できず、帰りの飛行機がいつ予約できるか分からない」と語った。
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