中国国営タブロイド紙が韓国の抗議文を批判
中国のタカ派の国営メディアである環球時報は月曜日、北京の韓国大使館からの抗議書簡を批判した。
日本の岸田文夫首相が画期的なソウル訪問を行った翌日、同紙は、最近の韓国の日本と米国に対する外交的圧力は、「北東アジアの状況の崩壊を誘発し、悪化させるだろう」と述べた。
編集者のコメントは、金曜日に大使館がそのウェブサイトに掲載した書簡に続き、同紙による「一連の不合理な中傷記事に対して強い遺憾の意を表明した」.
大使館は、記事は「わが国の指導者だけでなく、韓国政府の外交政策も中傷するために、センセーショナルで挑発的で不適切な語彙を使用した」と付け加えた。
一方、環球時報は、大使館の「(その)独立した報道への残忍な干渉」を批判した。
中国の外国大使館が、中国国営メディアの報道に対して公の場で批判することはめったにない。
中国の韓国大使館にコメントを求めたが、今のところ返答はない。
中国外務省は、月曜日の毎日のブリーフィングで、国営タブロイド紙から距離を置いた。
「関連メディアの見解は中国政府の立場を表すものではなく、現在の中国の世論を反映するものです」
「否定的な世論を避けるためには、元の原因を管理することが重要です。」
国家主義的なレトリックで知られる環球時報は、韓国の尹淑烈(ユン・ソクヨル)大統領が先月下旬に韓国を訪問した後、「盲目的に米国に従っている」として繰り返し攻撃した。
日本や米国との安全保障上の関係を構築することで、朝鮮半島にさらなる緊張をもたらしていると韓国を非難している。
日曜の岸田氏の12年ぶりの日本の指導者による訪問は、両国の同盟国が何十年にもわたって関係を維持してきた歴史的論争に終止符を打とうとしている中、友好関係の兆候である.
昨年12月の同様の事件で、韓国の中国大使は、韓国のメディアが反中国感情を煽っていると批判した.
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